OL鯛(25)の美人になりマス

女に生まれました

ミュゼで脱毛してもらいながら思ったこと

こんにちは鯛です。

 

昨日ミュゼに行きました。半年ぶり。夏終わっちゃうけど(笑)

脱毛してもらいながら「今全身の毛を剃って歯には矯正マウスピースはめてて、私すげーな」って気分になりました。

 

キレイになるためにお金かけててすごい?

いろいろいじってるのが人造っぽくてすごい?

 

なんで自分が「すげーな」って感じているのか、お姉さんが光る機械をコロコロコロと私の体の上を転がしている中考えました。

そして答えに行き当たった。

 

自分のコンプレックスを変えてやろうっていう力が自分の中で強いってことに気づいて「すげーな」って思ったんだと思う。

 

思えば、私外見はコンプレックスだらけで。

小学校から高校ぐらいまで、自分の外見は全然気にしてなかったんですよね。ニキビがすごくひどくて、今写真みると心が痛いぐらいブスだったんだけど。でも周りの仲がいい女の子たちがすごく可愛かったからか、自分自身モーレツに楽観的で夢見がちな子どもだったからか、自分の脳内イメージの中の自分は可愛かったんです。すごいなあ自分(笑)あと周りの子たちもすごい。明らかに私ひとりブスだったのに全然隔てなかった彼女たちは天使。

 

話を戻すと、気にしてなかった、というより気づいてなかった、んですよね。興味が自分の肌の上になかった。

親の教育も、可愛くあることより賢くあることに重きをおいてたと思う。というか、母も姉も普通の女の子のように育ってなくて、私もそうなるべくしてそうなったというか。お化粧とか可愛い服とかは、私の範疇ではなかったし興味も持ってなかった。今思うと不思議。

 

そのあと、自分の世界に男の子が現れて(それまで女子校でした。まわりは彼氏いたけどそれも私は興味がなくて面白い話として聞いてた)いろいろ価値観ショックみたいなのを受ける。

多分この頃から自分に興味を持ち始める。

内面も外見も。遅めの思春期ってやつです。

内面はおいといて、外見はコンプレックスだらけだってそれから少しずつ気づく。まず鏡を見るのが嫌になる。だって自分の脳内イメージもっと可愛い子だからね。あれ、現実??ってなるから鏡は嫌いでした。

そこから華麗な大学デビューできればよかったのに、私の世界に最初に現れた男の子とはうまくいかず、結局「私は可愛くはなれない」っていう呪縛を自分にかけてしまいました。

 

転機になったのはハタチを過ぎて、ニキビがおさまってきた頃。「もしかして私、自分が思ってるほどブスじゃない?」って思うようになる。多分モテ期があったんだと思います。気が大きくなってた。でも有り難いことに、そこから「可愛くなろうとすること」を自分から無理に引き剥がそうとする気持ちがなくなった。可愛くなりたいって言うと少し違くて、自分がすてきって思うものに自分を近づける努力はいいものだと考えるようになった。「かわいくなった」とか「キレイになった」って言われるのは素直に嬉しかったし。

 

就職してから明確にかたまって、キレイになろうとすることは自分にとってプラスだと肝に銘じて生きています。外見を捨てることは、自分の外へのアピールを捨てることに等しい。

私の会社、きわめて男性社会なのですが女性が本当にキレイな人が多いのです。皆さん、もともと顔の造りが綺麗な方もそうではない方も、とてもキレイにされている。女性としてすてきだなあと思うと同時に、男性社会でやっていくにはそれは大切な要素だと考えるようになりました。

 

外見を気にすると「自分が思ってるほど可愛くない?」と「自分が思ってるほどブスじゃない?」の繰り返しです。つらいけど楽しい。

もっと自信をもってキレイになりたい。顔もファッションも立ち居振る舞いも、すてきになりたい。

脱毛も歯列矯正も、自分のコンプレックスなくしてやろう、それでもっともっとキレイになりたいって気持ちで私やってるんだなって、そんなことを考えてたら全身脱毛終わりました。

 

ミュゼに行くと、中学時代毎年手帳を買ってたイラストレーターの森本美由紀さんの女の子の絵を思い出します。何故だろう。

森本美由紀: 女の子の憧れを描いたファッションイラストレーター (らんぷの本)

 

ちなみにミュゼの全身脱毛は3回目、その前にパーツで脚とか脇はやっていたので、脚は効果を感じ始めています。脚はもう8回ぐらいやってるのかしら…(定かでない)もともと毛が細いけどフサフサ生えてるタイプだった脚が、あんまり生えないし生えても少ないから目立たなくなった。

財政状況が大変で会社が変わったり、機械が変わって予約システムも変わったり、サービス内容も以前より厳しくなったり、ミュゼには賛否両論あるみたいですが、いちユーザーとしては安価に清潔に脱毛できてそこまで痛くなくて有り難いサロンです。

この記事投稿したら、次回の予約しよーっと。